眼鏡か、人間か。

眼鏡が本体って、冷静に考えたら意味が分からない。

【遠方通学生が語る】遠方通学をやめといた方がいい理由【3選】

f:id:glassesorhuman:20210312143247j:plain

画像は世界最高峰のとある大学ですが、記事とは特に関係ないです(は?)


どうも、僕です。2億年ぶりぐらいの記事更新になります。記事を書くモチベが湧かなすぎて長期にわたり更新をサボってましたが、僕の大学生活での経験を生かせそうな話題を思いついたので記事にしてみました。今回はこの春新たに大学生となった方々へのアドバイスも軽く交えつつ書いていこうと思います。


早いものでもう4月、年度が替わっちゃいました。怖いですね。そういえば自分は3月生まれで、最近ようやく21歳になったんですよ。名実ともに20代男性ってわけです。なんか、20歳ってまだ10代の延長線上だってギリギリ言える気がするじゃないですか(?)。でも21歳ともなると、ガチでただの "20代" でしかないんですよ。いよいよ本格的に大人になったって感じがします。大人になんてなりたくないですよね。というか来年大学卒業ってマジなのですか?死ぬまで大学生がいいです。



さて、大学の入学式は大体のところで終わりまして、もう新生活シーズンですね。この春から大学生になった方々で一人暮らしをされる皆さんは、新居での暮らし始めに心躍らせている頃でしょうか。あるいは実家を寂しがっているでしょうか。実家暮らしの皆さんは、通学時間はどのくらいでしょうか。実家は結構遠いけど通学できないことはないため、対面授業の際は通おう、と考えている方もいるでしょう。ここで、高速バスを使い片道1時間45分掛けて通学している僕から、そのような方々に一つアドバイスをさせて頂きますと、

遠方通学はやめといた方がいいです。

僕が皆さんに伝えたいことはただこの一言に尽きます。でもいきなりこれだけ言われても意味が分からないと思うので、その理由を三つほど解説していこうと思います。

 

なお、「遠方通学」の定義は人によって様々だとは思いますが、ここでは自宅から大学までドアツードアで1時間半以上掛かる通学を「遠方通学」とします。

 

 

 
①結構早起きする必要がある

 

世の大学生が最も苦手とするものの一つ。それは ”朝” です。高校生の頃までは平気で毎朝5時半とか6時とかに起きていたはずなのに、大学生になった途端に急に8時起きでもきつくなります。この理由としては大学生という生き物はその多くが夜更かしを好むというのもありますが、大学の授業がだいたい10時台とか、午後スタートなことが大きいです。しかし、仮に通学コースが、電車を乗り継いで片道1時間15分掛かるとしましょう。起きて朝ごはんを食べて家を出るまでで20分。家から駅まで歩いて15分。駅で5分電車を待って、そこから1時間15分掛けて大学の最寄りに到着。駅から歩いて教室で席に着くまで10分、と考えると、授業開始前に席に着いておきたい時間から逆算してだいたい2時間5分前には起きていなければなりません。僕の学校にならい1限を9時開始とすると、6時55分には起きることになります。この早起きに、貴方は耐えられるでしょうか。僕は割と耐えられましたが、多くの大学生という生き物にとって、この起床時間は健康的とかではなく異常な早起きの部類です。まあ、このきつさはしばらく大学生をやってみると分かるかもしれません。


②1コマだけの日の無駄足感が凄い

 

大学では、受ける授業や時間割を自分で決定します。その際、一日の中で授業の入っていない時間帯(”空きコマ”と呼ばれます)が出てきます。ちなみに1年生のうちは少ないイメージですが、一つも授業の入っていない日(”全休”と呼ばれます)が出てくることも。全休とまではいかずとも、1コマしか授業が入らない日ぐらいなら結構あります。そんな時、その1コマを受けるためだけにわざわざその1コマぐらいの時間を掛けて学校に行く時の無駄足感たるや。これに関しては、サークルなど、授業のほかに学校に来る用事があれば問題ないのですが、学校にいる時間より通学に掛かってる時間の方が長いというのは考え物ですよね。

 


③遅くまでやるような集まりに参加しづらい


大学生という生き物は夜遅くまで活動することを好みます。今のコロナ禍の社会では減っていますが、新入生をもてなす新歓であったり、友達同士で集まってご飯を食べる時は、だいたい夜遅くなりがちです。二軒目に行ったり、めちゃくちゃに長い時間が経ったりするので、必然的に帰りは遅くなります。そして、そういう集まりをやる場所は、だいたい大学近辺とか、大学のある街の繁華街です。大学近辺に住居があれば、遅くなってもそこまで心配はないのですが、遠方通学の人はそうはいきません。最終の交通機関の時間に常に気を配らなければなりません。路線の乗り換え、他の交通機関への乗り継ぎ等がある人はそれも考慮して動かねばならないので(Yahoo! 乗換案内というアプリを使うと、電車の時刻、乗り継ぎ等を一瞬で調べられるのでオススメです)、人より早く帰ったり、二軒目には行けなかったり、ということが頻発します。

「Yahoo!乗換案内」をApp Storeで

Yahoo!乗換案内 無料の時刻表、運行情報、乗り換え検索 - Apps on Google Play

そして、最終に近い交通機関に乗ることができても、家に着くのは1時間以上後。帰り着く頃にはヘトヘトです。地域によっては日付を超えることもあるかもしれません。なので、遅くまでやるような集まりには参加しづらいといえるでしょう。

 

その他、交通機関によっては予期せぬ遅延が発生したり、予期せぬ運休等に見舞われることがあります。その際に他の交通機関で代替できて学校への道が絶たれなければ良いのですが、そうでない場合、学校に行けなくなってしまいます。

 

以上の理由から、僕は遠方通学をすることをあまりお奨めしません。

まあ実際は、僕含め遠方通学をしながら普通に大学生活を送れている人は多数いますし、上記に列挙したことはあくまで「一人暮らしの場合と比べ大変になる」というだけですから、その大変さを味わってでも実家住みのままでいたいというのであれば、その選択も全然アリだと思います。一人暮らしは一人暮らしで、家事に食事に家賃、光熱費、水道代等々、考えるべきことや掛かるお金が多くて大変ですからね。実家暮らしであれば、ひとまずそれらの負担は大幅に軽減されます。また、予期せぬ心身の不調や急病といった事態を考えると、やはり実家暮らしの方が安心感があります。

そして、以上の要素は、遠方通学を続けていけば、勿論慣れてきます。ただ、不満が残るのは事実です。
そしてもちろん、サークルに入らなかったり、授業数が最低限であったり、人と遊ぶ機会が多くなかったりする場合は、この限りではありません。ですがやはり、人生のモラトリアムなどと言われる大学生活ですから、せっかくならサークルだったり、部活だったり、遊び、研究、オタ活、ゲーム、バイト・・・何でもいいから、何か「楽しめること」を見つけて、思いっきり楽しんでもらいたいと僕は思っています(残念ながら社会がコロナショック以前の姿を取り戻すにはまだ長い時間が掛かりそうですが・・・)。そしてそれにあたり、通学に掛かる時間は少しでも短い方がいいと自分は考えています。時間というものは本当にどうやっても取り返せない、貴重なものです。僕は遠方通学を3年しましたが、結局のところこの結論に至りました。まあ引っ越したりはしてないですけどね。また、周りの実家通学していた友達が、途中から次々と部屋を借りて引っ越していったというのも大きいですね。実家暮らしを続ける人は、その気持ちをこれから味わうことになるかもしれません。

今年度の前期は、まだ一部授業にてオンライン授業を継続する学校が多いと思われますので、現状は遠方住みでも問題はないと思いますが、この先対面授業が全面的に再開されることがあれば、是非ご家族の方々ともよく相談をされた上で、大学近辺の部屋を探してみてもいいんじゃないでしょうか。

 

それでは、今回はこのへんで!

 

P.S.  僕は本当に一人暮らしのこと伝聞でしか知らないので、一人暮らしに関する記述には間違いが含まれているかもしれません。悪しからず。