眼鏡か、人間か。

眼鏡が本体って、冷静に考えたら意味が分からない。

【まだまだ無理?】高速バスの席にUSB-C付けてほしい。

どうも、僕です。

僕が通学に使っている西鉄高速バスでは、現在、バス全席への携帯充電設備の設置を進めているそうです。実際僕が乗車する福岡⇔北九州系統では、おそらく全ての車両に充電設備がついています。この整備のされようですから、他の系統においても、遍く車両に付く勢いで整備が進んでいることでしょう。(実際の各路線ごとの車両設備は公式サイトで確認できます)

充電設備の違い

さて、ひとくちに充電設備といっても、高速バスの車両についているものは二通りあります。乗ったことがある方なら分かるかも知れませんが、以前からあった車両には通常のAC100Vコンセントが、そして最近になってから投入された車両には、USBソケットがついています。後者はUSB Type-A(以下USB-Aと表記)———最もポピュラーな形のUSBの挿入口です。これがあるタイプの充電設備は、高速バスに限らず、公共の場所でちょくちょく見ることがあります。

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左側が通常のUSB-A、右側がUSB-Cである

 

https://www.amazon.co.jp/dp/B01GGKYN0A/ref=cm_sw_r_apan_glt_i_J34BB3PX6KHCX3ZFKDV

 

コンセントではなくUSBソケットが付いてるのって、正直割とありがたいんですよ。なにせ僕のような忘れっぽい人間は、ケーブルを持ってきても肝心のアダプターを忘れてる、みたいなことが多いので。ソケットが装備されていれば、ケーブル1本持っているだけで充電が可能であり、物忘れの激しい人や、モバイルバッテリーが力尽きて充電の術を失った人なども救われます。
——————最近になってUSB-Aがスマホ周辺機器から減った(or姿を消した)ような人でなければ、ですが。

 

USB Type-Cとかいうすごい端子

ご存知の方も多いと思われますが、最近のスマホ等の急速充電の規格は、USB-PD(Power Delivery)に代表される、USB Type-C(以下USB-Cと表記)を使ったものに置き換わりつつあります。未だに端子がUSB-Cにならないどこぞの大人気メーカーのスマホに付属のケーブルすらも、最近のものは、片っぽはUSB-Cになっています(両方なれや)。最近ではもうUSB-CしかついてないノートPCすら増えつつあるぐらいですから、まだまだ発展途上ではありますが、コンパクトさと圧倒的な充電・転送速度を両立させたUSB-C端子は、既存のUSB-A端子を置き換えつつあると言えるでしょう(まずLightning端子を置き換えろ)。ちなみに、最近の一部の車には、初めからUSB-Cに対応しているものもあります。


なので一部の人間はもう日常的に、片っぽか両端USB-Cのケーブルと、USB-PD対応の充電器やモバイルバッテリーしか使わなくなっています。USB-A?あんなレガシーな端子はもうリストラしたが?って感じです。そんな人間は、USB-Aの挿入口しか見当たらなかった瞬間に、詰むのです。僕は何回か詰みました。

(ちなみに、USB-CをUSB-Aに変換できるような機器が売ってるのを見たことがありますが、それは公式の規格で認められていないので、使ってはいけません。)

結論

まだまだUSB-Aは世間の主流に違いないので、高速バス等公共の場所にある充電設備を日常的に利用する人は、USB-Aのケーブルを持ち歩いた方がいいです。
まあ、そういった設備を使わなくてもいいようにモバイルバッテリーを持ち歩く、家で充電を満タンにしておく、大容量バッテリーの機種を使う・・・ぐらいが現状できることでしょう。

高速バスの充電ソケットがUSB-Cになるのは、うーん・・・あと10年後ぐらいかな。

それでは、今回はこのへんで!